四角いG-SHOCKがどの時計よりも好きです。
今回は四角い・スクエア型G-SHOCKで重要な要素なものの、今さら聞くことが出来ない方も多い5000系と5600系の違いについてです。
この記事では、5000系と5600系の違いについてできるだけ分かりやすく書きます。
ポイントは、分け方には「2つの意味」があるということです。
- 「5000系と5600系の違い」には2つの意味がある
- 2つの意味とは「型番」の違いと、「デザイン」の違い
- 四角いG-SHOCKに興味を持つと「5000系と5600系」という言葉が目に入るようになる
- 実はG-SHOCKファンによる「通称」でカシオが公式に違いを発表しているわけではない
- この記事で5000と5600の違いがバッチリ分かる
このページは「『5000』と『5600』の違い」についてのページです。
よく似ている「『5600』と『5610』の違い」については、こちらのページをご覧ください。
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5000系と5600系、どちらもきっと欲しくなる。
5000系と5600系って?
四角いG-SHOCKに興味を持ち始めると、「5000系」「5600系」という言葉に触れることがあると思います。
CASIO公式ではいわゆる「四角いG-SHOCK」を総称して「ORIGIN」としています。

5000系と5600系の代表機種は次の2機種です。
どこが違うのか見比べてみましょう。
違いが分からない方も、この記事が読み終わるころにはバッチリわかるようになります。
5000系の代表&おすすめはこちらの機種GMW-B5000D


5600系の代表機種はもちろんこちら、DW-5600UEとなります。

最近DW-5600EからDW-5600UEにアップデートして、ライトがLEDになり見やすくなりました。

5000系/5600系には2つの意味がある
分け方には「2種類の意味」があります。どちらの意味で使われているのかを把握しておかないと、話が通じないことになります。
1つ目の意味は「型番」としての「5000」と「5600」の違いです。
1つ目の違いについては
実際のG-SHOCKの型番の文字列に「5000」が入っているか「5600」が入っているか
で見分けられますので、比較的分かりやすいです。
2つ目の意味は「デザイン」としての「5000系」「5600系」の違いです。
2つ目の違いは、時計の文字盤デザインのことを指します。
5000系統のデザインと5600系統のデザインがあり、特徴を覚えればすぐに分かるようになります。
2つの意味があるということは、
型番に「5600」が入っていても、「5000系」のデザイン」(例:GW-M5610U)
という、はじめての方にはとって分かりにくいG-SHOCKも存在します。
この辺が、興味を持った方が混乱する原因になっていると考えます。
「型番」と「デザイン」2つの意味があると知っていないと、話が通じなくなりますね。
まずは、どちらの意味で使われているのかを把握しましょう。
1つ目の意味「型番」としての5000系/5600系
まず1つ目の「型番」としての5000と5600の違いです。
これは型番を見れば分かります。
- 型番としての5000系の例は「DW-5000」「GMW-5000D」「MRG-B5000」など
- 型番としての5600系の例は「DW-5600」「GW-M5610U」「GW-B5600」など
といったところです。
「5000系」には「5000」の文字が型番に入っています。
「5600系」には「5600」(または「5610」)の文字が型番に入っています。
違いは5000という文字があるか、56XXという文字があるかなので、分かりやすいですね。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
「型番5000」の特徴2つ “スクリューバック”と”日本製”=高級路線
型番に5000が入る機種の特徴としては、おおむね次のようになっています。
型番に5000が入っている機種の特徴
- 裏蓋がスクリューバック(裏蓋自体をねじって締める方式)
- 日本製 MADE IN JAPAN
これが主な特徴で「高級機種」に使われることが多いです。(例外もあります。)
もともと初号機のG-SHOCKの型番はDW-5000Cで、5000の文字が入っていました。
そのため、「5000系こそ初代G-SHOCKの魂を継ぐ王道!」と考えるG-SHOCKファンの方も多くいることでしょう。
それでは特徴を見ていきましょう。
特徴である「スクリューバック」とは、下記写真のように裏蓋全体をねじって取り付けている機種のことです。

また、現在5000の型番が付く機種はほとんどが高級機種であり、日本の山形県にある「山形カシオ」で作成されています。
[参考記事]カシオの高級ラインを製造するマザー工場、山形カシオに潜入!(webchronos)
「型番5600」の特徴2つ 海外製・パネルバック=普及版
次に、5600が型番に入る機種は、現在の使われ方としては、次のようになっています。
型番に5600が入っている機種の特徴
- 海外(日本国外)製
- 裏蓋がパネルバック(平面の裏蓋を4点のネジで留めている)
といった特徴で「普及版」の機種に使われることが多いです。
パネルバックなのは悪いことばかりではなくて、「軽い・薄い」という特徴があり、「実用度で言えばこちらの方がオススメ」です。


2つ目の意味「デザイン」としての5000系/5600系
次に「デザイン」としての5000と5600の違いを見ていきましょう。
5000系のデザインとは
5000系というのは、G-SHOCKの原点である最初に出た
DW-5000Cのデザインを元にしている機種
を指します。
5000系デザインの特徴まとめ
- 初代G-SHOCK DW-5000Cを模したデザイン
- 左上に「CASIO」のロゴ
- 「CASIO」の下に「SHOCK RESIST」のロゴ
- 左下にWATER RESISTの文字(MR-Gは採用せず)
- ベゼルに段差がない(GW-M5610Uは採用せず)
これが初代G-SHOCK、DW-5000Cです。

今見てもとてもかっこいいデザインです。
このデザインの系統で、現在店頭で普通に購入できるモデルとして、GW-M5610Uがあります。

よく似ています。いわゆる「赤枠」まで一緒ですね。
「赤枠」についてはこちらの記事で
あわせて読みたい 【赤枠】初代カラーのG-SHOCK!【DW-5000R/DW-5600RL/GW-M5610U】 G-SHOCKと言えば「赤枠」 初代G-SHOCK、通称「赤枠」をフィーチャーした機種を比較してみます。 比較表はこのようになります。 機種名(初代)DW-5000CGW-M5610UDW-5000RD...
型番は5610ですけれどデザインは初代5000に似ています。
この機種は「型番は5600系、デザインは5000系」の例です。
初代G-SHOCK、DW-5000Cはベゼルに段差がありません。
GW-M5610Uは
「ベゼル(白文字PROTECTIONとG-SHOCKと書かれている部分)に段差がある」
という点は5600系で採用されているデザインで、混じっています。
このあたりの違いも面白いです。
GW-M5610は
「文字盤デザインは5000系、それ以外の型番・ベゼルの段差・裏蓋は5600系(パネルバック)」
というデザインが混合された機種になります。
柄のパターンには少し違いもあります。
初代の「赤い枠の中にあったレンガ模様」はなく、赤枠の外側に網状の滑り止め風の模様が入っています。
このようなデザインの差もG-SHOCKに少し詳しくなると楽しめるポイントです。
レビュー記事
G-SHOCK GW-M5610U[初代カラーに電波ソーラーを追加 アップデートを繰り返す特別なG-SHOCK]

次に挙げるのはGMW-5000Dです。こちらも5000系のデザインです。

色味がなくモノトーンですが、文字配置などデザインは似ています。
「赤枠は採用されていない(灰色)」「枠内のレンガの様な模様は採用されている」「SHOCK RESISTマークが左上」
といった特徴がありますね。
レビュー記事
G-SHOCK GMW-B5000 [夢がかなった銀の四角いG-SHOCK]

GMW-B5000は「スクエア型G-SHOCKの完成形」とも呼べるモデルです。
オールブラックモデルや、金色も発売されています。どれもかっこいい。



次に紹介するのはMR-GシリーズのMRG-B5000Bです。5000系のデザインです。

こちらはチタン金属のG-SHOCK最高級ラインです。
(DW-5600Eが定価13,000円なのに対し、こちらMRG-B5000Bは定価462,000円となっています。手に入れることは難しく、通販サイトで検索してもほぼ出品されていません。)
こちらもひと目見て分かるように5000系統のデザインです。
「枠を赤色にしている」「レンガ様デザイン採用」となっています。
採用されていない点としては、MR-Gシリーズのため左下にあった「WATER RESIST」の文字が「MR-G」に変更されています。
レビュー記事
G-SHOCK MRG-B5000D [手に入れられるあなたは幸運!? チタン採用で究極の四角いG-SHOCK]

5000系デザインの特徴を再度おさらいでまとめておきます。
- 初代G-SHOCK DW-5000Cを模したデザイン
- 左上に「CASIO」のロゴ
- 「CASIO」の下に「SHOCK RESIST」のロゴ
- 左下にWATER RESISTの文字(MR-Gは採用せず)
- ベゼルに段差がない(GW-M5610Uは採用せず)
5600系のデザインとは
次に、5600系統のデザインについてです。
こちらのデザインはスタンダードG-SHOCKの完成形と言えるDW-5600Eを元にしたデザインです。こちらも洗練されており、非常に人気が高いです。
私も5600系デザインが大好きです。
代表的なDW-5600Eはこちら。5600系デザインを確立した元祖ですね。

次に、海外版であるDW-5600E-1Vです。少し文字盤デザインが違うだけで中身は一緒です。

キアヌ・リーブス主演の映画SPEEDで印象的な使われ方をしたので「スピードモデル」とも呼ばれます。
(厳密には映画で使われたのはDW-5600Eではなく当時のモデルDW-5600Cです。遠目には同じです。)
5000系とのデザインの違いとしては、
- 「SHOCK RESIST」のマークが大きくなり中央下に配置(5000系は左上)
- 「CASIO」のロゴが中央上に配置(5000系は左上)
- 5000系の特徴であった赤枠の位置に枠がなく、文字盤周辺に「細い白い枠線」、一番外側に「白い太い枠線」
- 各種機能紹介の文字が中央寄せで記載されている
といったところです。
(採用されてない機種もありますが、ベゼルに段差があるのも特徴ですね。ベゼルの白文字「PROTECTION」「G-SHOCK」の部分が少し段差が付いてキズがより付きにくくなっています。)
レビュー記事
G-SHOCK DW-5600E [四角いG-SHOCK まず基本はコレ!]
[G-SHOCKの完成形がアップデート]G-SHOCK DW-5600UE[27年ぶり]

次に紹介する5600系代表はタフソーラーが付いたG-5600UE-1です。

先ほどのDW-5600とよく似ています。ここまでは文字の色合いも同じです。
レビュー記事
G-SHOCK G-5600UE [孤高の存在”ソーラーのみ”搭載モデル]

次に紹介するのは電波時計+ソーラーのGW-S5600U-1です。

色が変わり雰囲気が違います。
デザインは「CASIOロゴが中央上」「SHOCK RESISTマークが中央下」となっており5600系です。
カーボンファイバー素材で作られた変わり種のG-SHOCKになります。

次に紹介するのは、GW-B5600HR-1です。

こちらも「CASIO」や「SHOCK RESIST」が中央にありますので、これは5600系に近いデザインでしょう。
細かい点としては、枠の位置は外側ではなく内側にあり、5600系というよりも5000系の感じもします。
デザインが混じっている例とも言えますね。
このあたりを見比べるのもG-SHOCKの面白いところ・楽しみ方と感じます。

5600系デザインのまとめ
5600系デザインの特徴をもう一度まとめると、
- DW-5600Eを模したデザイン
- 「SHOCK RESIST」のマークが中央下にある(これが最大の特徴)
- 「CASIO」のロゴが中央上に配置
- 5000系の赤枠の位置に枠がない
- 各種機能紹介の文字が中央寄せで記載されている
このようになります。
番外編:どちらにも分類されない四角いG-SHOCK
どちら系とも言い難い四角いG-SHOCKもあります。
例えば、DW-5600BB。

この機種の場合、そもそも「SHOCK RESIST」の文字もありませんし、マークもありません。
レビュー記事 G-SHOCK DW-5600BB [魅惑の黒いG-SHOCK 唯一無二の存在感]
デザイン上は分けにくいですが、この機種は型番のDW-5600BBがヒントになります。
- 型番どおり機能としてはDW-5600Eと同等(電池式 電波時計・タフソーラーは無し)
- デザインとしては5000系とも5600系とも言い難い
- ただ、「四角いG-SHOCK」なのは間違いない
つまり、「①型番・機能としては5600系」「②デザインとしてもCASIOが中央なので5600系」と言えます。
こんな風に考えられるようになると、四角いG-SHOCKを見るのが楽しくなってきますね。

参考:ベゼルのサイズで「5610系」という分け方もある
今回は分かりにくくなるのであえて取り上げていませんが、「5600系と5610系」という分け方もあります。
今回の「5000と5600」の分け方とは「全く関係がない」ことが特徴です。
(よって、混乱しそうであればまずは5000と5600についてきちんと理解してからの方がよいでしょう。)
「5600系と5610系」という分け方は、ベゼルサイズの違いを気にする方向けの分類方法です。
改造・付け替えるなどの場合はとくに重要なポイントとなります。
G-SHOCKの中でも完成形と言われている電波ソーラー機種、GW-M5610が売れに売れており、ベゼルのサイズが他とちょっと違うことからこの分類をされることがあります。
「5610」という型番は特別で、四角いG-SHOCKの中でも特別に「サイズ」「ベゼルの形」が違うという、かなり特徴のある違いがあります。
5600系と5610系の違いについてはこちら
今さら聞けない四角いG-SHOCKの違い入門[ベゼルの違い 5600系と5610系]
5610の代表機種について詳しく知りたい方はこちら
GW-M5610U[初代カラーに電波ソーラーを追加 アップデートを繰り返す特別なG-SHOCK]
分類すると次の表のようになります。
代表的な機種 | 購入リンク | 5000or5600 という分け方 | 5600(5000)or5610 という分け方 |
---|---|---|---|
初代G-SHOCK DW-5000C ![]() | (初代はほぼ入手不可能) | 5000系統 CASIOロゴが左上 SHOCK RESISTロゴが左上 赤枠が内側 レンガ様模様 | 発売時に5600/5610は存在しないので 分類というのもおかしいけれど 無理やり分類するなら 5600(5000)系統 ベゼルサイズが初代サイズ |
電池式の完成形 DW-5600UE ![]() |
Amazon
楽天 Yahoo | 5600系統 CASIOロゴが中央上 SHOCK RESISTロゴが中央下 白枠が外側 | 5600(5000)系統 ベゼルサイズが初代サイズ |
電波ソーラー完成形 GW-M5610U ![]() |
Amazon
楽天 Yahoo | 5000系統 CASIOロゴが左上 SHOCK RESISTロゴが左上 赤枠が内側 | 5610系統 5610系のベゼルサイズ ※そもそもこの機種のベゼルが5610系の始祖 |
フルメタル GMW-B5000D ![]() |
Amazon
楽天 Yahoo | 5000系統 CASIOロゴが左上 SHOCK RESISTロゴが左上 白枠が内側 レンガ様模様 | 5600(5000)系統 ベゼルサイズが初代サイズ |
※繰り返しになりますが、5000系や5600系や5610系に、CASIOが公式発表したはっきりとした定義があるわけではありません。当ブログ筆者の経験から得た1つの考え方です。
まとめと選び方
5000系と5600系の違い、いかがだったでしょうか。
アウトドアから、ビジネスシーンまで使える様々な素材・機能のスクエア型G-SHOCKがあります。
ぜひ、みなさんにも使ってほしいです。
まとめとしては、
- 5000系、5600系の分け方には2種類の意味(①型番②デザイン)がある
- ① 型番5000系の特徴は「日本製・スクリューバック」
型番5600系の特徴は「海外製・パネルバック」
型番5000は高級路線、型番5600は普及版・軽くて安い - ② 5000系デザインの特徴は「CASIO・SHOCK RESISTロゴが左上」
5600系デザインの特徴は「CASIO・SHOCK RESISTロゴが中央」 - どちらのデザインも甲乙つけがたい
となります。(大体の分け方です。例外や、両方の特徴を持つ機種もあります。)
四角いG-SHOCKの違いが分かると、もっと好きになってきます。
では、よきG-SHOCKライフを!
よかったら四角いG-SHOCKの総まとめ記事もぜひお読みください。
[これを見たらもう迷わない]四角いG-SHOCKの選び方[決定版総まとめ]
黒いG-SHOCK特集[黒基調・オールブラック]