カシオのデジタル腕時計は、ボタンを押すたびに「ピッピッピッ」と鳴りますよね。
かわいいのですが、今回はこれを消音する方法について書いていきます。
- カシオ腕時計の操作音「ピッピッピッ音」の消音方法について
- 方法は2つ「消音機能がついているG-SHOCKを買う」か「改造して鳴らないようにする」
- ただし改造するとアラーム音なども鳴らなくなる(自己責任で)
カシオの時計はボタンを押すたびに音がする
カシオの腕時計はボタンを押すたびに操作音がします。
左下のボタンを押した時の「ピッピッという操作音」のことです。
分かりやすくて良いのですが、冠婚葬祭の時や、映画館、静かな環境で仕事をしないといけない方の場合、間違って押してしまった時に気まずいことになりますので、「音を消したい!」と考えるでしょう。
幸い、G-SHOCKには消音機能が備わった機種があります。
「DW-5600E」のようなベーシックな機種は消音機能はありません
「GW-M5610U・GMW-B5000D」のような高機能機種であれば消音機能が付いています。
(電波ソーラー搭載以上の機種)

例として、CASIO G-SHOCKの機種別ページ GW-M5610Uの下部「時計機能」の欄に「操作音ON/OFF切替機能」の表記があります。
この表記がある機種は消音機能が付いています。

この機能は地味ですが結構重要な機能です。
音が鳴らない機種が発売された時は憧れましたし、実際慣れてくると音が無くても操作できることから、ずっと消音にしている人も多いでしょう。
消音機能なしモデル
消音機能「なし」ベーシックモデルのDW-5600E

消音機能ありモデル
消音機能「あり」+電波時計+タフソーラーのGW-M5610U

消音機能「あり」+電波+ソーラーに加えてフルメタルのGMW-B5000D

参考レビュー記事
G-SHOCK DW-5600E [四角いG-SHOCK まず基本はコレ!](消音機能なし)
G-SHOCK GW-M5610U[初代カラーに電波ソーラー アップデートを繰り返す特別なG-SHOCK](消音機能あり)
G-SHOCK GMW-B5000 [夢がかなった銀の四角いG-SHOCK](消音機能あり)
設定方法はカシオ公式webから説明書を見る
時報やアラームについては設定でオフにすることで消音できます。
モード切替などの操作音については上記のとおりできる機種とできない機種があります。
この左下のボタンを押した時の「操作音」を消す設定方法については、「カシオのホームページから説明書を調べる」ことができます。
機種ごとに時報やアラームのON/OFF方法は違います。
説明書を無くした方や、設定方法が分からなくなった方は次の方法で説明書が見られます。
CASIO腕時計の裏蓋に四角で囲まれた3桁または4桁の番号があります。
カシオの説明書ページでこの番号を入れることで説明書を見ることが出来ます。

説明書で「操作音のオン・オフ」記載がない場合は、設定がないのでオフできません。
実は改造することで消音することができる(自己責任で)
スタンダード機種DW-5600Eや、チープカシオ(カシオコレクションスタンダード)の機種は消音機能がありません。
実は、消音機能が無いカシオの時計でも、比較的かんたんに消音することができます。
ただし、裏蓋を開けて「改造する」ことになりますので、保証が受けられなくなる可能性もあります。
実施する場合は自己責任でお願いします。
また、機種ごとに構造は違うことから、必ず改造が成功する訳ではありません。
また、この作業をすると操作音だけでなく、ストップウォッチのスタート・ストップ音も鳴りませんし、アラームも鳴らなくなるので実質アラーム・時報機能は無くなってしまいます。
それでも構わない方のみお願いします。
手順1 裏蓋を開ける
今回は消音機能のないチープカシオの時計を例にして改造してみます。
用意するドライバーは「プラスの0番」が良いでしょう。
まず、裏蓋を開けます。ただし、この時に注意点があります。

4本のネジがあり外していくのですが、この際に「とっても小さなバネが跳ねて飛んでいってしまう」ことがあります。これに要注意です。
カシオの腕時計のピッピッピッ音やアラーム音が鳴る仕組みは、
- 時計の本体と裏蓋の間に小さなバネがある
- 裏蓋には圧電素子が貼られている
- この素子に小さなバネを通じて圧を加えると音が鳴る
という仕組みになっています。
この、「本体と裏蓋の間の小さなバネ」が飛んでいってしまうことありますので、
- そっと開ける
- 飛んでいってもすぐ分かるように広くて整理された作業机の上でする
と良いです。
(「二度と音が鳴らなくてもいい」のであれば無くなってもいいですが、慎重に作業しましょう。)
無事裏蓋が開きました。

左端の裏蓋に貼られている少し色の薄い灰色のものが圧電素子です。
手順2 小さなバネの位置を確認する
裏蓋の圧電素子はすぐに分かりますが、バネの位置は分かりますか?

最初はわかりにくいですが・・・・ここです!

別の角度からも見てみましょう。ここです!

以前にカシオの時計を同じように作業したときは
- バネが飛んでいってしまい探すのに苦労した
記憶があるのですが、今回作業した機種は対策が為されているのか、
- バネが本体にくっついており、外せないよう対策済み
でした。
(しかし今でも外れて飛んでいってしまう機種もあると思います。慎重に作業しましょう。)
手順3 マスキングテープを貼る(またはバネを外す)
裏蓋のバネが当たる場所にマスキングテープなどを貼り、バネと裏蓋が触れないようにします。
セロハンテープなどは劣化して長持ちしませんので、長持ちする素材を選ぶと良いでしょう。
セロハンではなく和紙のマスキングテープなどがオススメです。

先ほどのバネが当たる裏蓋の箇所を探します。そして、その場所にマスキングテープを貼ります。

先ほども書きましたが、「二度と音が鳴らなくていい。もうアラームも使わない。」という方であればバネを外してしまっても良いです。
今回の機種は外せない(外しにくい)ようですのでこの方法にしました。

手順4 裏蓋を戻す
後は元通りに裏蓋を戻すだけです。慎重にいきましょう。
気をつける点その1
ネジの締め方は、対角線上にすると均等に締まって良いと伝統的に言われています。

このくらいの小ささの腕時計であればあまり気にしないでいいかもしれません。
(あまりキツく締め過ぎると本体が樹脂で薄いゴムのOリングがありますので、壊れてしまう・ヒビが入ってしまうなどして、防水機能が失われてしまうこともあります。
ネジを締める強さはほどほどにしましょう。電動などではなく手で少しずつ締めましょう。)
気をつける点その2
本体とバックパネルの間には、「Oリング」と言われる薄い黒い円状になったゴムが挟まっています。
これをきちんと溝に沿った状態でネジを締めましょう。
変なところに挟まったままですと、防水機能が失われてしまいます。
電池交換などでよくあるミスです。気をつけてください。
あまり難しい改造ではない
今回のカスタムは、裏蓋を開けるだけなので、難易度は低いです。
電池の交換であればお店で有料でやってもらえるでしょう。
しかし、今回の「消音したいのでマスキングテープを貼る」という内容は修理ではなく改造になるのでおそらくお店ではして貰えないと思います。
今回の消音にしたい改造は、どうしてもしたい方だけがするべきです。
時計自体が戻らなくなったり、壊れてしまっても自己責任となります。
機種名に”G”が含まれる高機能機種であればだいたい消音機能が付いていますので、そちら購入するのを検討しましょう。(カシオの機種別ホームページで消音機能の有無をよく確認してください。)
G-SHOCKの型番についての記事はこちら
[DWとGWの違い]G-SHOCKの型番解説 超基本[ひと目でわかる!]
以上、消音機能のないカシオの時計を消音に改造する方法でした。
消音機能「なし」ベーシックモデルのDW-5600E

消音機能「あり」+電波時計+タフソーラーのGW-M5610U

消音機能「あり」+電波+ソーラーに加えてフルメタルのGMW-B5000D
